橡家の伝説 (佐々木丸美コレクション)
によって 佐々木 丸美
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橡家の伝説 (佐々木丸美コレクション)本無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) おばの館へ向かう途中、涼子と哲文がたどり着いた古い洋館。そこにはまだ見ぬ恋人を待ち続ける美しい少女・波路がいた。館では召使いが失踪し、不可思議な出来事が頻発。橡家の遺産を巡る歴史の渦に巻き込まれた人々の運命は―。『崖の館』『水に描かれた館』『夢館』に続く“館”三部作・姉妹編。幻の遺産を受け継いだ一族と館を巡る伝説の物語。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 佐々木/丸美 1949.1.23~2005.12.25。北海道当別町出身。北海道立当別高校卒。北海学園大学法学部中退。1975年、「二千万円テレビ懸賞小説」に佳作入選した『雪の断章』(講談社刊)でデビュー。同作はベストセラーになり、後に斉藤由貴主演、相米慎二監督で映画化された。物語同士に何らかの関連性を持たせ、奥行きがある独自の作品世界を築きあげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
橡家の伝説 (佐々木丸美コレクション)の詳細
本のタイトル
橡家の伝説 (佐々木丸美コレクション)
作者
佐々木 丸美
ISBN-10
4835443055
発売日
2007/4/24
カテゴリ
本
ファイルサイズ
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『館シリーズ』の新展開編、『伝説シリーズ』の一冊目。「橡」は「つるばみ」と読みます。現代科学・社会を一変させてしまう大いなる遺産は、封印されたまま三人の女性に託された。それぞれ別の時代へ向かい、子孫までこの遺産を守れ。三人の末裔が再び集まるときこそ、遺産の封印が解かれ本当の姿を現すだろう、との声に導かれて。時間のひずみに落ちて、偶然に遺言の場に居合わせた主人公たちは、現代に戻ってから三人の子孫を探し出し、遺産に隠された謎を追いはじめる。時間移動、輪廻転生、心理学など、著者が長い間書き続けたテーマが詰め込まれた、壮大な伝奇SFミステリ。後半が駆け足気味なのがちょっと残念。長くなってもいいからじっくりと書きこんでいたなら、とんでもない傑作になっていたろうに。それを差し引いても、充分に楽しめる一冊です。
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