ハードワーク~低賃金で働くということ
によって ポリー・トインビー
3.5 5つ星のうち(12人の読者)
ハードワーク~低賃金で働くということ本pdfダウンロード - 内容紹介 経済効率を最優先させたサッチャー改革は、何をもたらしたのか。雇用環境の悪化で苦悩する低賃金労働者たちの悲劇を、英ガーディアン紙の辣腕女性記者が綴った衝撃のルポ。 内容(「BOOK」データベースより) 英サッチャー改革がもたらした“格差”と“不平等”貧困から抜け出せない“固定化される弱者”の苦悩。 商品の説明をすべて表示する
ハードワーク~低賃金で働くということの詳細
本のタイトル
ハードワーク~低賃金で働くということ
作者
ポリー・トインビー
ISBN-10
4492222642
発売日
2005/7/14
カテゴリ
本
ファイルサイズ
18.25 (現在のサーバー速度は26.71 Mbpsです
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いろいろ突っ込みを入れたくなるところはあるが、低賃金の職種に就いて、公団に住む生活を体験してみるというのは貴重な姿勢。イギリスの公的医療サービスの明らかに不可欠な仕事が派遣会社などを通じて低い給料で働く人により運営されているのには驚いた。日本でも派遣会社の台頭が著しく、長者番付に派遣会社社長が登場しているが、低コストの労働力を供給するためのシステムで稼ぐ長者の存在意義が良く分からない。作者の「必要な仕事をしている人たちなのに、何故その仕事で得る収入で生活ができないのか?」という疑問にはうなずける。それで回っていかない社会はやはりどこかおかしいのではないかと思える。もうひとつ印象に残ったのは子供の「機会の平等」に関して。親の競争の結末が家庭環境であるとしたら、子供が生まれる家庭を選べない以上、子どもの「機会の平等」を保障するということは親の競争の結果に対してやはり最低限の保障をする必要があることになる?(子供を親から切り離して宿舎に入れるなら別だが・・)「機会の平等」と「結果の平等」は家庭を通じてリンクしている?と考えるべきなのか?「親の敗北」が「子の不利」になるようではやはり「機会の平等」が保障されていないということになる。いちじるしく「機会の平等」のない「競争社会」は「弱肉強食」としかいいようがない。・・・日本とわが身に置き換えて見れば、とにかく子どもの教育費だけは惜しんだらいけないとうことか。
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