巡査長 真行寺弘道 (中公文庫) pdfダウンロード

巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)

によって 榎本 憲男


4.4 5つ星のうち(10人の読者)

巡査長 真行寺弘道 (中公文庫) pdfダウンロード - 内容紹介 五十三歳の真行寺弘道は、「巡査長」という肩書きが警視庁捜査一課で異例なだけでなく、きっちり公休を取り自宅のオーディオでロックを聴くのが楽しみという、刑事としてはかなりの変わり種。捜査の「お約束」である所轄刑事との相勤を避けて単独行動するなど、型破りな行動・言動で知られている。これまた異例ながら、キャリアで捜査一課長の水野玲子警視に命じられた真行寺は、八王子の高級老人介護施設で起きた入居者死亡事件を捜査する。AI搭載の人形型介護支援ロボットが関わっているらしいその事件を調べるうちに、真行寺は、自らの職業を「ハッカー」と称するオーディオマニアの青年・黒木良平と親しくなった。同事件の捜査が一段落したところに、水野課長から連絡が入る。元警察官僚で衆院議員の尾関一郎が新宿のホテルで変死したという。捜査を進めるうちに、この事件の背後に政界・芸能界・反社会的勢力などが連なる大きな組織の存在をかぎ取った真行寺は、黒木の力を借りて真相に迫るが――。AIやゲノム編集など、リアルな知見に裏打ちされた痛快なエンターテインメント! 〈解説〉北上次郎 内容(「BOOK」データベースより) ベテランの捜査一課ヒラ刑事・真行寺は、介護施設で起きた死亡事件の捜査中、自称・ハッカーの黒木と親しくなる。続く元警察官僚の議員変死事件で、背後に蠢く巨大組織の臭いをかぎ取った真行寺は、黒木の力を借り真相に迫るが―。ゲノム編集など幅広くリアルな知見に裏打ちされた、圧倒的なスケールの痛快娯楽大作登場!文庫書き下ろし警察小説。 著者について 一九五九年和歌山県生まれ。青山学院大学卒業。劇場支配人などを経て、映画監督、脚本家、映画プロデューサー。二〇一一年、映画監督としてのデビュー作『見えないほどの遠くの空を』が公開されるとともに、同作のノヴェライズを自ら執筆。映画の公開に先駆け小説家としてもデビューした。一六年『エアー2.0』が大藪春彦賞候補となる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 榎本/憲男 1959年和歌山県生まれ。大学卒業後、西武セゾングループの文化事業部、その後東京テアトルにて映画事業に携わる。劇場支配人、番組編成担当、プロデューサー等を務め、退社。2011年、監督デビュー作『見えないほどの遠くの空を』が公開されるとともに、同作の小説を執筆。16年『エアー2.0』が大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)の詳細

本のタイトル
巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)
作者
榎本 憲男
ISBN-10
4122065534
発売日
2018/3/23
カテゴリ
ファイルサイズ
28.45 (現在のサーバー速度は29.27 Mbpsです
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「一気読み必至の○○小説」とは、よく警察小説の帯の謳い文句に使われる文言だ。残念ながら年をとるとそれが不可能になる。眼が疲れてしまっていいところでも、途中で辞めざるを得ないのだ。だから、辛抱強く何日かかかって読了することになる。この小説も好きな警察ものだが、相棒にに天才ハッカーを持ってきたところが目新しいところ。予想通り、主人公が彼の力を借りて事件の真相に迫るのだが・・・。果たしてシリーズものとなるのか?なかなか登場人物もよく描かれているように感じたが。途中まで読んで、投げ出してしまうことも珍しくない昨今、この小説はそういったこともなく読み終えた。ということは、「一気読み必至の異色の警察小説」という謳い文句があながちオーヴァーではないということか。

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